2016/07/16
3カ月目の訪問者
熊本地震、本震のあった4月16日に、目も開いていない生まれて間もない状態で保護された子猫がいました。地震で親とはぐれてしまったようで、栄養失調状態でした。
しかし地震の直後。ミルクはない、水は出ない。
保護された方もミルクを探して走り回っておられましたが、ホームセンターやペットショップも機能していなかったようです。

肺炎にもなりました。低体温にもなりました。(写真は酸素ルームで治療中の頃)
それでも「食べよう」とする意思は衰えず、体調もどんどん回復していきました。
食べることは生きることに直結します。
地震から3カ月。
今日、久しぶりに病院に来てくれました。

もう立派な猫になっていました。
飛びかかったり噛んだり。遊びたい真っ盛りの元気な子になっていました。
本当によく生きのびたな。いい人に保護してもらえたな。あれからもう3カ月なのか。
色んなことを思いました。
彼の名前は、しんちゃん。
私が幼いころに呼ばれていた名前と同じでした(笑)
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