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前足に力が入らない。

うまく歩けない。食欲がない。


とのことでご来院の・・





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イグアナ様。

大きいです。





左の前足がおかしいので、いざレントゲン検査。



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骨折しています。





が、何よりも気になるのは骨の写りかたが薄い!

あと卵!

タマゴ、タマゴ、タマゴ・・・ 20個以上はありそうです。







おそらくはカルシウム代謝異常。

ちゃんとした形の卵が形成されず、産むに産めない・・

骨も弱くなって折れやすい・・




変形した卵がある場合は手術を視野に入れますが、


あまり麻酔はかけたくないとのことで、注射での治療を試してみることに。




そうしましたら、







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産まれた~!

でました、20個超の卵たち。




この後数日で食欲が回復し、元気にお過ごしとの事。




注射、よくがんばりましたね♪


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小さなげっ歯類の・・・


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奥歯を削る時は、何かと気を使います。


麻酔のリスクはもちろんですが、



口の中が狭い・・

舌をよけにくい・・

器具が大きすぎる・・・



そこでお手製のヘラを使って舌や唇をよけます。


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ステンレス製やプラスチック製など色々ありますが、


今のところ竹がベスト。


適度なしなりと強さ。その場でサイズ調節ができる便利さ。

うっかりヘラが削れてしまっても、竹なので安全。


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マイクロエンジンと竹ヘラ。

この組み合わせで臼歯の不正咬合に対応します。








麻酔をかける・・・


と聞くと、一大事のような感覚がありますが、エキゾチックアニマルでは麻酔をかける場面が多々あります。



完全に丸まってしまうハリネズミさん。


動きが素早すぎて観察できないハムスターさん。



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思い切って麻酔をかけることで、

より詳しく、より的確な治療ができることがあります。



麻酔によるメリットやリスクをご説明して、検査を行っています。




気温が下がってきて、「よく寝ている」「動かなくなった」などのご相談が増えています。

小動物の活動低下は食欲不振にもつながりますので、暖かくして冬を乗り切りましょう。









カメさんです。

うんちが出ないとの事です。


昨年くらいから産卵かな?と思う行動はあるそうですが、実際には生まれないそうです。




いざレントゲン撮影。

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これは・・大量の卵が・・・

中には変形したものや大きさの違うものもあります。卵塞の可能性大です。



注射や点滴でも改善しませんので、頑張って手術となりました。

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なんと卵19個。
変形して卵管に癒着しています。これでは出ません。







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何事もゆっくりのカメさん。

麻酔が覚めるのもゆっくり・・・。



ほんとによく頑張ってくれました。傷口が塞がるまでは陸上生活です。



















右の前足が折れてしまっています。

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元気なチンチラさんです。



さて、骨折なら固定しないといけないのですが、

骨の太さが1.5mm ・・・。 ピンを入れるにしても注射の針くらいのサイズです。



相談の結果、添木を当てて固定してみることに。



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エキゾチックアニマルは動物自身も小さいのであまり重い固定は負担になってしまいます。
軽量の素材で形を整えて・・・


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装着。


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問題はここからです。


とにかく齧ります・・。






しばらくの攻防戦の後・・・



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仮骨ができていました。

足も普通に使えるようです。

もうしばらくして仮骨が濃縮してくればまずまずというところでしょうか。飼い主さんもチンチラさんもよく頑張っています。










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これは何をやっているのかと言いますと、
麻酔をかけてモルモットさんの口の中をチェックしているところでございます。








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食欲不振のモルモットさん。
奥歯が伸びて、とがっています。

これでは痛くて口を上手に動かすことはできません。









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本来は青のラインのような形。

歯科用マイクロエンジンできれいに削って形成します。


炎症がとれて、食欲が復活するのを待つばかりです。














ハムスターの皮膚腫瘤です。


手、足、耳にカリフラワー状の腫瘤ができてしまっています。


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おそらくは多発性の乳頭腫症。

お薬ではなかなか思うように治りません。


本人も気になって、かじったり掻いたり。血が滲んでしまいます。






麻酔をかけて、電気メスで切除です。


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高齢なので麻酔には細心の注意を払います。

局所麻酔と鎮痛剤と抗生剤を併用。




再発の可能性はありますが、無事落ち着いてくれることを祈ります。






モルモットさんの去勢手術です。



エキゾチックアニマルの去勢、避妊はまだあまり広く普及していませんが、状況によって必要になることもあります。

ウサギやモルモットでは、去勢によって発情期のホルモン由来のストレスを減らしたり、縄張り意識からくるケンカを減らすことができるようです。




鎮静剤、鎮痛剤を投与して吸入麻酔開始。


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痛みに弱いので、複数の鎮痛剤を使ってしっかり疼痛管理します。

麻酔濃度も心電図も、しっかりチェック。



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その間に術野は消毒を終えて準備完了です。




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左右の皮膚を切開し、精巣の摘出を完了。

細い糸で傷を閉じます。



年をとってからの手術は、麻酔リスクも高く、性格の改善も期待できない場合があります。

若い子の多頭飼育で、ケンカが絶えない時などは、ひとつの選択肢になります。







お洋服を着て


ちょっとオシャレしてご来院の・・


・・・









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ずずーん!

お洋服、似合ってます。





しかしこの子も


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眼がやられております。

周囲まで色が変わっております。



幸い、食欲と元気はあるとのことで

抗生物質と抗炎症剤、ビタミン剤の処方です。




余談ですが、

爬虫類には虫などの生き餌をあげることがあります。

虫の必死の抵抗か、たまたま固い部分が当たったか、

眼をやられたり、食道に傷がついたりすることもあるそうです。



フトアゴヒゲトカゲさんの

回復力に期待しましょう。





朝夕の空気も、昼間の快晴も


すっかり秋です。


当院の犬院長、チャイさんは金峰山デビュー。




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山頂に柴さんいたねー。